俺は、赤羽光。

留学してたけど、

用件が済んで、戻ってきた。


帰ってきたときは

あの女に泥棒扱いされるし、

それに俺と賢吾以外、あの女にベタ惚れだし。


ったく、

俺は女なんかうんざりだ。



「光先輩!遅刻しますよ?」


今日は、目を開けると…

あの女の姿がぼんやり見えた。


しかも、顔近すぎ。


てか、なんで勝手に俺の部屋、入ってんだよ!



「もう、朝礼15分前ですよ?」


・・・まぢで?


「なんでもっと早く起こさなかったんだよ、バカ!!」