「潤のバカ!!!」

潤は目を大きく開いていた。

あたしがこんな風に言うの初めてかもね。

驚くよね・・・。







「潤・・・・あたしの好きな人は潤なんだよ??」








言ってしまった。

まぁ、もともとそれが目的で誘ったわけだけど、

このタイミングで言うなんて・・・・

完璧に返事聞かせれるじゃん。



「朱里、ごめん。俺にはまだ、そんな余裕ないんだ。」



知ってるよ。

あたし、潤のことよく見てきたから。