「浅海 カラオケいこっ」 放課後、紗江がいつものように声をかけてくる。 毎日、毎日買い物やゲーセン、カラオケとお金が続くよね。 あたしは、親からのお小遣いをやりくりしながら、生活してるけど…紗江はバイトもしてないのに、なんでだろう? 「お金無いよ〜 紗江は何でそんなにお金続くの?」 「親がくれんの! あと要らない洋服とか売ったりしてるから」 へぇ〜中々やり手だなぁ。 「じゃあ マックで喋ろうよ」