トレイを机に置き、紗江の前に座る。 「遅かったね って…何そのオムライス!?」 紗江はあたしのオムライスを見て驚愕する。 やっぱり…理解出来ないよね。 どうしよう…衝動に駆られてケチャラーの自分をさらけ出してしまった…。 紗江も離れてしまうのかな? 中学の時を思い出す。 「うぇ…食欲無くなったぁ」 「てかキモいよね これは」 「ありえないんだけど〜」 「もう浅海とご飯食べたくない」 もう、これ以上避けられたら立ち直れないだろう。