「俺から見たら 一ノ瀬も脈ありって感じだけどなぁ〜」 一ノ瀬の机を見ながら、亮司はポツリと呟く。 「脈ありだったら こんなに悩まねぇよ!」 もし、俺が好きなら二人きりで遊ぼうって言ってくれるじゃん。 でも一ノ瀬は四人で遊ぼうって言った。 それは警戒してるから? 考えながら、俺は亮司に伝えなきゃいけないことを思い出した。