月曜日、学校に行くのはかなり憂鬱だった。 教室に行けば、嫌でも一ノ瀬に会ってしまう。 弁解しなくちゃなのに、反面会いたくない自分が居る。 拒否られたら、立ち直れねぇぞ? 嫌な予感を頭から放して、教室に向かう。 亮司は他の友達と窓際で話しているのが目に入る。 一ノ瀬は…教壇前で3人の女子と笑いあっていた。 何で、返事くれねぇんだよ。 視界に一ノ瀬が映った瞬間、心臓がすごく痛くなった。 この間までは隣で笑いあっていたのに…。