「あっちゃん!!」
亜衣に名前を呼ばれて我にかえる。
「あっちゃんは誘いたい人いないの?」
誘いたい人か・・・。
男子は決定だろ?
女子だと特にいないんだよなぁ。
「いない」
「だろうね(笑)あっちゃんも彼女つくった方がいいよ☆」
彼女、実はいるんだよなぁ・・・
偽造だけど。
俺はその“偽造彼女”の方を見た。
今日も読書か・・・。
蛍はこっちに気付いていなかった。
俺はまた亜衣の方を向いた。
「どーする??」
真人が亜衣に聞いた。
「ま、余った人でいいよね。まさくんとあっちゃんとみよちゃんが居ればジュウブン楽しいし♪」
だなっ、と言いながら真人が笑った。
幸せそうだなぁ。

