「ねえ」 声かけられたー!!!?? 俺ー!!!?? いや、俺しかいねーけどぉぉぉお!!!!! 「・・・はい」 「『浅海』はやめて。下の名前で呼んでくれない?」 下の名前ってたしか・・・ 「えーと・・・蛍?」 浅海・・・じゃなかった。蛍はニコーって笑った。 「敦夢っ」 俺の名前を呼んできた。 はっきり言って怖い。 言い方や声が怖いとかじゃない。 彼女の声を聞くのが怖かった。 「・・・はい」 蛍は満足そうに前を向いた。 俺は小さくタメ息をついた。