浅海はタメ息をついた。


「だからぁ、私となら普通に喋れるんだから私と付き合えばよくない？
べつにアンタのこと好きじゃないケド。
てか好きになるトカ有り得ないケド、私にも事情があるの!!」

「でも･･･付き合ってるフリじゃだめなの？」

「それじゃあバレるのは時間の問題でしょ？
これならお互い好きじゃなくても、一応付き合ってるんだから文句は言えないじゃん」

たしかに･･･

「そうだけど････」