「あの、ね・・・」 蛍が喋りだした。 俺は「うん」と返す。 「ありがとう。敦夢の気持ちね、私・・・すっごく嬉しかったの。 けどね、それと同時に心のどこかで悩む自分もいて・・・ やっぱり中学の頃思い出すと、怖くなったの。 もう恋なんてしたくなかった。同じこと繰り返したくなかった・・・でも、 敦夢はあの人達とは違うって・・・気づいたんだ。 今は敦夢が私から離れるのが怖い。 私は敦夢のそばにいたい・・・。」 数秒間、沈黙が流れる。 早く次の言葉を聞かせてほしい・・・ 俺は息をのんだ。