「寝不足はそうかも。」

「やっぱり?」

そうこう話しているうちに校門前についた。


反対側からも誰かが来る。


・・・って!?蛍じゃん!!

長い黒髪にチャリ通・・・うん。蛍だ!!


「あっれ?蛍ちゃんじゃん」
真人が言った。
その声に蛍も気づいたようだ。
「あ・・・おはよう河野くん。」

「おはー」

俺もあいさつしとくべき?
うぅ・・・でも少し気まずいし。
・・・じゃねーだろ!ビビんな俺!!

「・・・はよ」

「おはよう・・・」

蛍が目を背けた。
やっぱ俺嫌われてる?