「もういきなり聞くけどさぁ・・・」
リーダー的存在の森村さんが睨みながら言った。
「浅海さんって、北浦くんと付き合ってるよね?」
あ・・・やっぱそれなんだ。
でもなんでそう思ったんだろ・・・
てか、こんなことくらいで呼び出すなよ。
「なんで?」
思わず声のトーンが低くなる。
「一昨日2人で映画館いたよね?見ちゃったって子がいるんだけど。」
見られてたんだ。
「・・・・・そう。」
まぁ別に
見られたからって大したことないし・・・
「否定しないんだ?」
だから
してないじゃん。
「付き合ってるってことでいいんだよね?」
そのうちバレるだろうし・・・
嘘ついたら余計キレそうだもんなぁ。
否定する必要もないしね。
・・・でも敦夢は?
迷惑・・・だよね?
でも・・・
でもー・・・
被害が大きくなってからじゃ遅い・・・
「うん・・・」
「なんで浅海さんなワケ?」
この質問おかしくない?
普通敦夢に聞くべきじゃん。
「うちらはさぁ、ずっと北浦くんにアピールし続けてんの!」
効果ないけどね。
「浅海さんなんて全く何もしてなかったじゃん」
だって好きじゃないん・・・だから・・・・
・・・ッ
なんか混乱してきた!!
「じゃあ私もう行くんで。」
「待てよ!!最後まで聞けよ!!」
「・・・何?」
まだ何かあるの?
「ふざけないでくれない?ウチらは真剣なんだけど。」
私も真剣だし・・・
てかむしろ
ふざけてんのソッチじゃん。
本当ムカつくんだけど・・・!
てゆーか
こんなに人数必要?
1人でこればいいのに。

