『ぎゃあああぁッ』
『オマエヲコロス・・・』
『うわあッ!!!』
『グシャッ』
『いやあぁーーッ!!!』

俺が気がついた時にはもう、
スピーカーから大音量で聞こえる叫び声とともに
スクリーンに写し出される恐ろしい光景を見つめるハメになっていた。


俺、今日は眠れない・・・。

2時間半の間に
俺のHPは99%奪われていった。






「ちょッ・・・敦夢!!生きてるの?」

「・・・あっ」

いつの間にか公園のベンチにいた。

「よかったぁ・・・やっと返事してくれた。」

「うん・・・」

「死んだかと思ったんだからね?」


ほとんど死んでるけど。


「どーする?もう帰る?」

「あ〜・・・」
もう夕方か・・・

「行くとこないよな?」

「まあね〜」

・・・

沈黙。




「・・・・俺、もう少しこのままでいたいな・・・」

「えっ・・・」


蛍が驚いたようにこっちを見た。