ガシッと敦夢の服を掴んだ。 「わああぁ!!離してくださっ・・・」 「・・・うるさい。」 「・・・すみません。」 嫌がる敦夢を引きずりながらチケットと飲み物を買って席についた。 敦夢は真っ青になっていた。 ー・・・ 2時間半後、 「・・・・」 「敦夢!!しっかり!!」 私は 半分死にかけの敦夢と映画館を出て近くの公園のベンチに来ていた。