「えっと私、隣のクラスの・・・松江です。知ってる?」

「・・・ごめん、知らない・・・かな。」

「だ、だよねっ!!あの・・・私は今年隣のクラスになってから北浦くんのこと・・・・よく見かけるようになって、それでっ」


通りすがりの人達が俺らの方をジロジロ見てくる。
バスの中からも。

声は聞こえてないっぽいけど。


「気がついたら、・・・すっ好きに・・・なってて・・・・うん。・・・その・・・よかったら私と、付き合ってくださいっ!!」