ふと顔をあげた。


ぜ、全員俺のこと見てるよ・・・・・



蛍も困ってるみたいだし・・・

なんとか誤魔化さなきゃだよな。





「・・・俺は「あのッ、北浦くん!!!」


「・・・・へ?」

俺、蛍、真人、亜衣、美夜、松本・・・全員が声の主を見た。


俺達の重い空気を突き破ったのは・・・

頬を赤く染めた女子・・・と、その付き添いらしき2人の女子。



髪は染めてないケド巻いてあって、どちらかといえばハデな子・・・。


「は・・・い・・・・・」

「あ、あの・・・話が・・・・あって・・・。」



ナイスタイミング!!!!

このまま人気のない所に呼び出されれば・・・



「場所移動したら?」

亜衣が相手の子に言った。


「いいの!ここで!」


はァ!?

嘘だろ・・・・