「な・・・あ、敦夢!?」
「やっぱり駄目だろ、1人で抱えるなんて」
「ひっ1人で抱えるなんてそんな訳なっ・・・」

なくは・・・ないけど・・・。


「アンタに関係ないでしょ!!!」
「関係あるだろ!気になるんだから。」
「え・・・・・・・・」


な、に・・・今の。
『気になる』って
そんな変な意味じゃないのに・・・
ってゆーか敦夢なんかに
私・・・・



・・・ん?

「ひゃっ・・・!!!」
「え?」
「離せバカ!!!!!!!」

“ゴスッ”
「ぐオっ・・・!!」
敦夢に手を握られているのを忘れていた。

敦夢のみぞおちを突いた右拳が少しヒリヒリした。