「わたくしを誰だと思ってますの?レセーヌ会社の社長令嬢ですのよ!」 レセーヌ会社ってそれなりに大きな会社だが 空雅の財閥や南雲財閥に比べれば小さな会社 そんな人に威張られても……… 少し呆れていたら 「何処までもわたくしを馬鹿になさるのね」 お嬢様方のリーダー的な人が指をパチッと鳴らした すると何処からともなく男が現れた 「好きにして構いませんわ」 その言葉を合図に男は私の腕を掴んだ