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それははじめて
彼に出会った日..


私は夜の10:00すぎ、いつものように
blogをいじって遊んでた。


デコメいっぱいの記事に
たくさんのコメント。
トップ画像のライトを飛ばしぎみに
盛れた写メは自分でゆうのもなんだけど
多分17歳には見えないと思う。


―..ブーンブーンブーン


(またBBSか..男やったら嫌やな~)


最近ろくな男性との付き合いが
できなくて、新規の男性と絡むのは
極力控えてる。なのに..


―私はあの日何を思ったのか..


『こんばんは、はじめまして
通りすがりのものです(^O^)
よかったら絡みませんか?』

(また男だ..もーめんどくさい)

ため息混じりにその人のblogを開く

写メはタンクトップに坊主頭..
まぁいってて22くらいかな~
と思いながら私も返事を返す

チューハイを呑みながら何通か
やリとリをして
ちょうど酔いが回ってきたころ

『よかったらMailしませんか?』

最近のblogって出会いの場にもなる。
こうやってアドレスをきいたリ
電話番号を交換したリもするから
謂わば若者たちの出会い系的な。
まぁこれはいいすぎかもやけどね(笑)

『いいですよ(*^^*)』

『じゃぁ○○.jpにおくって♪』


(早紀がおくんのかよ..)

残っていたチューハイを一気呑みして
ケータイを片手にベッドに転がった。

―どうしてあの日あなたに限って
Mailを送ったのかな..
あれが、運命の扉を開く
神様がプレゼントしてくれた
鍵なのかな..。