「ねぇ」 「なんだよ」 「友達、なんでほしいの」 ぶっきらぼうないいかだけど不思議て怖くはないから気をかなり許した。 「……いねぇんだよ…」 「なにがよ」 「察しろよ!友達だよ。」 だから何、とでも言いたい衝動に駆られたけど我慢我慢。 あぁ~っと小さく後悔したようにぼやく古城淳をちらっと盗み見をする。 はぁっ!? こちらが恥ずかしくなるような赤い顔…耳まで真っ赤だ。 「見てんじゃねぇよ」 にらんでくる古城淳は、悪いけど微塵も怖くない。