私は教科書を鞄にしまうと 男と女の人のもとへ近づいていった 「………なんだ?お前」 私に気づいた男が言う 車内が揺れるたび 男のきつい香水の臭いが 鼻をかすめる …くさいっ だから男は嫌いなの! 心のなかで叫びながら 息を吸った