「最悪……」 ピタピタと髪から落ちる水。 夏なのに寒さを感じ、ブルッと震えた。 「はぁ……最悪。」 何回言っても足りないくらい最悪。 ポツポツ降り出した雨は、段々激しくなり、土砂降りに。 傘なんて持ってるはずもなく、あたしまでびしょびしょ。 もう最悪。 …とりあえず、シャワー浴びよ。 それからはお風呂を出て、疲れていたので、ベッドに入り寝た。