「寂しいけど… 篤人くん、今までありがとう 隣にいれてすっごく幸せだった」 そう言って知花子は本当に幸せそうに笑う。 俺は、嘘だって言わなきゃいけないのにこんな最低なことをした自分が恥ずかしくて何も言葉を発せない。 「あ、もうちょっと自分でお部屋綺麗にしないと、好きな人に嫌われちゃうよ? 洗濯物も干しっぱなしはダメだからね?」 「…」 「あ、ごめん 私ウザいね… じゃあ… ばいばい」