「まだぁ~?」




あまりに遅い俺を心配して知花子が近づく。




「ちかっ!熱があるんだから…」



「これくらい大丈夫だよ~」






そして、知花子は俺が作ったお粥?を見つけてしまった。




「えと、頑張ったんだけど・・・」




知花子は立ったまま無言でスプーンを取り出しお粥?を一口食べた。







「ふふっ…なにコレ・・・まずいよぉ」




「やっぱり?」



2人で顔を見合わせて笑った。