【短編】涙を見せない彼女






「分かった!待ってて」


嬉しくて嬉しくてキッチンに走って向かった。





料理なんてしたことないけど、これを作ったら知花子が許してくれるから俺はかなり頑張った。












頑張ったんだけど・・・




出来たものを見るが…お粥ってこんなのだったっけ?



「篤人くん?出来たの?」



「…あ、あぁ…」



これを知花子に食わすのか!?イヤ、だめだろ!!