生徒会のプリンス



「もう!海斗が引き止めるから、せっかくのプレミアリッチココアが冷めちゃった。」




秀さんの部屋、私たちは2人、いいにおいのする秀さんのベッドに腰をおろし、プレミアリッチココアを飲んでいた。




「でも、美味しいですね。冷めても。」




「それはそうなんだけど、プレミアリッチココアの味が一番引き出せるのは、もう少し熱い時なんだよねー。……ななちゃんに、一番美味しいのを飲ませてあげたかったな。」




……秀さんって、よく分からない。




まぁ、まだ出逢って1週間だから、仕方ないけど。




「……ねぇ、ななちゃん?」




「はい?」




「……生徒会5人についてはどう思ってるの?」




……やっぱり秀さんは分からない。