生徒会のプリンス



「チャラい会長も、アイス好きの副会長も、真面目に見える会計も、ましてあの秀なんかなおさらに。」




「でも……。」




「でもじゃねぇ。」




コーヒーができたらしい。




とてもいい香りが辺りに広がる。




「まぁ、せいぜい気を付けろよ。喰われないように。」




「なっ……そんなこと……。」




何だか、不安になってきた。




好きで生徒会に入ったわけじゃないのに……。




「まぁ、でも困ったら言えよ。お前を連れてきたのは俺だし、一応彼氏だしな。守ってやるよ。」




……あれ?こいつ、こんなこと言うやつだっけ?




「……何か変な物でも食べた?」




「……この、バカ女が。人がせっかく、優しくしてやろうとしてるのに。」




あぁ、よかった。いつものこいつだ。