「決まったー!」 会長さんが急に声を挙げた。 「ななは、秀の秘書に決定!」 「やったぁ!ななちゃん、よろしくね〜!」 ……秀さん? 「何だ。秀か。」 副会長さんは、会議が終わった途端、またアイスクリームを食べだす。 「……お気の毒に。」 会計さんはそう言って、微笑んでいる。 「……ふーん。」 性悪イケメンは、相変わらず無愛想だ。 「な~な~ちゃん!じゃあ、僕の部屋で仕事手伝って!」 私は、流れるように秀さんに引っ張られていく。 ……あぁ、終わったな。私。