「それがこの学校の最高の校則です。これに反する校則は全て無効です。」
「……すごい。」
「だから、誰と同じ部屋になっても、責められることはありません。」
「……でも、会長さんは恐れ多すぎて。」
「じゃあ、僕と一緒になろうよ〜。」
そう言って、抱きついてくる書記さん。
「いや、あの……」
「僕のだきまくらになってよ。」
……心臓持たないよ。
「……私、会計さんの部屋がいいなって。」
「……部屋では、男になりますよ。」
……どういう意味?
「……そんなに僕と一緒がいや?」
うっ……上目使い。
「……いや、そんなことはないんですけど。」
「じゃあ、決定〜。」
……こうして、私は書記さんと同じ部屋に決まりました。


