「ねぇ、そろそろ生徒会の旅行だよ?ななちゃん!」





「え……本当に行くんですか?」





「もちろん!僕が嘘なんか言うわけないでしょ?ななちゃんの水着姿、楽しみだなー。あ、そうだ!新作の服もプレゼントするから、楽しみにしててね!」





「……ありがとう。」





うん。今度は絶対にななちゃんと一緒に過ごすんだ。





楽しみだなー。






「じゃあ、誠に詳しいことを聞きに……「わぁー!!」」





……ちっ。





「何だろう?」





「また、海斗がバカやってんじゃない?いいや、行こう?」





「は、はい!」





僕はななちゃんの手をとって、自分の部屋を出た。