「……おい。もしかして、俺が何かいらねぇことを言ったりしたんじゃないだろうな?」
「そのまさか。」
……終わった。恥ずかしすぎて死にたい。
俺は思わず、かあっと熱くなる顔を手で覆い隠して、茜に背を向けた。
「……あ、照れてる。今のお兄ちゃん、写真に撮ったら高く売れそう。レアな生徒会の癒し係の姿だよ。」
「……バカみたいか?俺は。」
「どうして?」
「……誰かのために何かをしようとしてる俺なんて、ガラじゃないし。」
「そのギャップがいいんじゃない?きっと喜ぶよ。七海ちゃん。」
「……お前、楽しんでるだろ?」
俺は観念して、赤面したまま服を着替え始めた。


