「化粧品の方はあの企画書でいいけど、香水の企画書は書きなおそうと思って。」
「えーっ!どうして?」
「七海をさぁ、イメージした香水を作ってみたくなって。」
そう言うと、それまで怒ったような表情を浮かべていた茜がニヤニヤした笑顔を浮かべはじめた。
「……そっか、そっかぁ。いやぁ、寝起きのお兄ちゃんに聞けてよかった。そうじゃなかったら、作り直すことは聞けても、その理由は聞けなかっただろうから。」
「そうかな?ただね、七海が喜んでくれればいいなぁと思って……あ、びっくりさせたいから内緒にしてね?茜。」
「まかせて。」
喜んでくれるといいなぁ……七海。


