「分かったよ。慎哉は今度からチョコレートね。」
「はっ、ありがとよ。」
……ん?
「ねぇ、あんた本性ばらしていいの?」
「あぁ、問題ねぇ。佐野さんっていうんだけど、しょっちゅう来てるから、俺のことよく知ってるし。」
「あ、そう……」
なんだ。心配して損しちゃった。
「てことで、慎哉も水着買うらしいんだけど~、慎哉からはちゃんとお金とってね。」
「いいですよ。秀さんのお友達にはよくするようにと社長から言われてますし。」
「いいの。こいつはライバルだから。」
「じゃあ、なおさらお金は頂けませんね。」
……佐野さんって、大人って感じ。
きっと昔から秀のことをよく知ってるんだろうな。


