「いやいや、知ってるも何も、私、Black Moonの洋服大好きなんだよ?でも、高級品だから、滅多に買えないけど……」
「そうなの~?何か嬉しいなぁ。これからは僕と一緒に行けば、どこのお店でもタダで買い物できるよ~?」
「本当に!?」
……いいのかな?
「おい。話が逸れてる。」
慎哉の声で我に返る。
「というわけで、いいな?今日は俺も買い物に行くから。」
「まぁ……何かななちゃんが家の店の服を好きって言ってくれて気分が良くなったから、許してあげる。でも、慎哉は半額払ってね。」
「……男女差別。」
「何とでも言って。」
……何か楽しく感じてきた。


