生徒会のプリンス


「生徒会の鬼はペアにしないか?」




秀と七海がいなくなってから、俺は海斗にそう尋ねた。






「俺、めんどくさいからパス~。」






「普段から全てをパスしてるんですから、何かやってもらわないと。」






「相変わらず誠は海斗にきっついな。」





「洋介さんもですよ。ちゃんと仕事はしてもらいます。」






「はいはい……」






「じゃあ、ここは平等にあみだくじってことでいいか?」






俺は相変わらずの面々を見かねてそう言った。






「えー、また、あみだくじなの?」





「じゃあ、海斗、何かいい決め方あるのかよ?」






「うう……ないけどさ。」






「じゃあ、反論するんじゃねえ。時間がもったいない。」






「……何か、みんな俺にきつすぎない?」





海斗がまた部屋の隅で体育座りを始めたけど、俺は無視してあみだくじを作り始めた。