「まぁ、ハワイに行くとして、お前の水着をどうしてあいつと買いに行くんだよ?」
「……それは、何か話の成り行きというか、秀が強引に決めたの。」
「全く……あいつの頭の中はそういうことしかないのかねぇ。」
慎哉はそう言って、大きくため息をついた。
「まぁ、男子高校生の通常な姿かもしれないけど。ていうか、お前、大丈夫なのか?」
「えっ、何が?」
「秀に、腹とか見せて失望されるんじゃないか?」
「なっ……」
……こいつはいちいち人の気に障ることを。
「……まぁ、そんなことないか。」
あれ?私が言い返そうとしたら、慎哉はそう言って珍しく笑った。
……すごくカッコいいと単純に思った。


