生徒会のプリンス


「もう……」





でも、秀のあんな姿、他の女の子たちは見られないんだろうな……






「なんだ?慌てて出てきて。」






「あ、慎哉……」





みんなの憩いのスペースには、慎哉しかいなかった。






「あんただけ?」





「あぁ。海斗と誠は何か買い出しだって。必要な機材とか、食糧とか?で、洋介は部屋で誠がいない間にアイスクリームを思いっきり食べるって言ってた。茜は、教室に戻った。あいつは生徒会じゃねぇから、授業も少しは受けないとな。お前は秀と何してたんだ?」






「あ……いや……その……何か打ち上げでハワイに行くから、海パン選んでほしいとか言われて、それで私がスクール水着しか持ってないって言ったら、今日の放課後、水着を買いに行くってことになっちゃって……」






「……お前の話は、支離滅裂だな。」






慎哉はそう言ってソファーにどかっと腰を下ろした。