あれから私と霧斗は今まで以上に仲良くなってきたある日。 またいつものように朝のHMが始まった── 『えー、突然だか転入生を紹介する』 えっ? 転校生!? 今の時期に? 目をパチパチしながら前を見た。 『空風 水波(ソラカゼ ミズハ)君だ』 空風 水波くん? 身長が高くて かっこいい… 誰が見ても認めるカッコ良さ… 『えーっと席は夏波の隣だ。夏波頼んだぞ』 はっ、はい!!!??? うーそーでーしょう??