あの時はすごく嬉しかったの覚えてる。


あいつになら俺の全てを知ってもらえると思った。



「霧斗、ごめん。」

『え?』



気づけば俺の袖口をぎゅっと掴んでいた。


話してみようかな…



─霧斗Side─ E N D