「あっ君、ちょっといい?」 登校中に突如現れた見知らぬ男。 黒いスーツで身を纏い、瞳を輝かせながら私を見つめてきた。 「あのさ君、モデルとか興味ない?」 …は? 「君みたいな可愛い子、ずっと探してたんだよね。うちの事務所でモデルやってみない?」 それって… スカウト、ってこと? ……馬鹿みたい。 「邪魔なんで、そこどいてください。モデルとか興味ないんで」 私は男を軽く避けて、またいつもの道を歩き始める。