「このままでは、終わらせない!!」
スッ…。
白球が高く上がった。
「しゃがみ込みサーブ!?」
ピン球に強烈な回転がかかる
「塚野!!」
「あわわわ…。」
「さっきのは、こいつは…。一瞬に輝くことはできないのか…。」
新橋が軽く目を瞑った。
その目に浮かんでいた光景…。
そして目標…。
「僕は…。」
塚野が、低く構える。
(行ける!!)
カコンッ
綺麗な素振り…。
これには、思わず隣の台で試合をしている辻崎も見入った。
そう…。
そういえば、こんな奴が中学にも居たな…。
福岡純司。
お前もこんな感じだったな。
カコーンッ
白球は、すぐに返ってくる。
「これで終いだ!!」
見栄が手首を曲げる
__パシーンッ
シュルルルゥ…。
「や…やったー!!」


