部活が終わり、わたしは体育館をモップがけをしていた。
モップがけをしていると、今日も一日終わったんだなぁと感じる。
すると、体育館のドアが開いた。ドアの方を見ると、
「え?松田くん?」
松田くんがモップを持ってこちらに歩いてきた。
「一人じゃ大変でしょ?手伝うよ」
「え、いいよ!疲れてる松田くんに手伝ってもらうなんて申し訳ないし…」
「二人でやった方が早いでしょ?というか俺、疲れてないし」
早く終わらせよ!と松田くんはモップがけを始めた。
「あ、ありがとう!」
松田くんの心遣いに嬉しくなり、わたしは笑顔で松田くんき駆け寄った。
「早く終わらせるために競争しようぜ!」
「え、待ってよ!松田くん速いって!」
急に走り出した松田くんにわたしは付いていくのに必死だった。そんなわたしに松田くんはずっと笑顔を向けてくれた。
……悠太が見ているのを知らずに。

