桜の木の下で -2-





放課後。さっそく委員会の集まりがあった。



今は部活に行く途中。わたしの隣には松田くんがいる。



「ごめん…わたしじゃんけん弱かった…」



「いいって…俺やっても絶対同じ結果になったから…」



昼休みの受付の当番順を決めるじゃんけんでわたしは一番最初に負けてしまい、明日の昼休みから受付をすることになってしまった。しかも放課後も新しい本にバーコードを貼るという特典付きで。



「……バーコード貼りは今週の当番の人たちだけなのに…。ごめんね、部活行く時間遅くなっちゃう…」



バスケをするために転校してきた松田くんにとても申し訳ないことをした…



「大丈夫だって。高橋さんとなら楽しくやれそうな気がするし」



そう言って松田くんはニコッと微笑んだ。