「誰もいないなら俺やるって言いたいところだけど、俺無理だもんなー」
誰か助けてくれっ!と顔の前で手を合わせて必死にお願いする早嶺くん。
んー…いつまで経っても決まらないからなぁ…
「……なぁ、高橋さん」
「ん?」
珍しく、松田くんから話しかけてくれた。
「…俺と一緒にさ、図書委員やる気ない?」
「………え?」
松田くんの顔を見ると、とても真剣な表情をしていた。…少し頬が赤いけど。
「…早嶺のこと助けたいなーなんて…さ。頼めるの高橋さんくらいだし」
確かに…どの委員会も基本男女一人ずつだもんね。
「さすが松田くん!やろうか!」
「…ありがと」
ニコッと微笑むと、松田くんも微笑んでくれた。そして二人で一斉にビシッと手を挙げた。

