「ねっ、松田くんどうだった?」
同じクラスらしいね?と悠太が聞いてきた。
「んーまだわからないっ!わたし話しかけると必ず口元押さえるんだよね…まともに会話できないの」
…わたし面識あったっけ?
「話しかけるほどもう仲良くなったの?」
「……え?」
急に悠太がむっとした表情をした。
「ちょっ!悠太どこに妬いてんだよ!」
お兄ちゃんが苦笑しながら悠太の肩を叩く。悠太はだってー!と笑いながらわたしの頭をぽんっと優しく叩いた。
顔を上げると、悠太は「松田くん人見知りで有名だから、仲良くしてあげて」と目を細めて言った。
人見知りで有名って、どんだけですか…っ!それくらい松田くん強いってこと?
わたしは一応うなずいた。

