桜の木の下で -2-





確かに松田くんは格好いい、と思う。



顔も整っててるし、少し茶色の髪は少しパーマがかかっているようで、さらにワックスで程良い感じにふわふわしている。



…少女マンガに出てきそう。



「松田はバスケ部に所属する予定だ。…高橋、よろしくな。」



「……あ、はい!」



…江藤先生の笑顔久しぶりに見た。松田くん、バスケのためにここに来たのかもね。



「そんじゃー松田の席は「先生」



松田くんが先生の言葉を遮った。



「なんだ?」



「俺、あそこがいいです」



そう言って松田くんが指を座した場所は……



「え、俺?」



…わたしの隣の男子の席だった。なんであえてのここ?



「いや、あそこはもう「ダメですか?」



そうだなぁ…と先生が頭を悩ませる。