…これで、7件目かぁ。 考えながら、無意識に薄くなった頭を撫でていた。 目の前には、黒く焼け落ちた民家。 足元にベッドか、ソファか何かのスプリングが奇妙な形で焼け残っている。 朝から始まった現場検証の結果は程なく出る。 しかし、結果を待つ迄もないだろうことは誰の目にも明らかだった。 …一連の、連続放火魔とみて間違いないな。