しかし、まだよくわからない。 その幼い容姿で番人というのはどういうことだろうか。 時任渉はわずかに首を傾げる。 その時、少女は時任渉の疑問を見透かしたように言った。 「私はここの番人、ユノ。 ここは『コンビニ』。 貴方が望みさえすれば、何でも揃う店」 少女―ユノはその容姿に似つかわしくない、低く響く声で言った。 「何でも揃う店?」 時任渉は目の前の不思議な少女が言った言葉を繰り返す。 「そう。ただし対価は必要だけれどね」 そう言って少女は少しだけ口元を緩めたような気がした。