時任渉はポケットから煙草の箱を取り出す。 さっきから苛立ってしょうがない。 煙草が吸いたくて仕方なかった。 時任渉は足を止めることなく、箱から煙草を取りだそうとする。 しかし、箱を振った感覚ですぐに判る。 さっきのが、最後の一本だった…。