100万本のチューリップ(短編)

少女の姿は

だんだん白い光に包まれていった。

少しずつ
人間の形が光に変わりゆく。

彼女が姿を失い光になっても

それでも淳は黙って目を閉じたまま

光を抱き締めている。



そして



光は



弱まり



消えて行った。